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2009年8月2日日曜日

『1分間勉強法』の実践と聞き取り調査への応用

 またまたビジネス本に手を出してしまいました。今度は『聴き上手』と『1分間勉強法』の二点です。その前に『論理的にプレゼンする技術』も購入していましたが、やはり話題の書といえば

          『1分間勉強法』でしょう。

 私がこの本を買うきっかけになったのは以前『1分間で大切なことを伝える技術』という本を購入したことにあります。この本を読んで、1分間の貴重さ、そして1分に求められる伝える技術というのが本を読んでいて実感しました。そこで、同じ「1分間」の貴重さをアピールした『1分間勉強法』は大変魅力的であったのです。しかしながら、立ち読みの段階ではなにやら難しそうで、「1分で1冊読む」ということが本当に可能なのかと疑う始末でした。そのため、本のコーナーをいったりきたりしながら、ほかの自己啓発本を読んでみたりしていたわけなのですが、「この本はいいぞ」と呼びかけるような声がしたので、あっさりと購入してしまいました。その時は「してしまいました」と後ろ向きな購入だったのですが、一度じっくり読んでみると、
 なるほどといわせる理論的な学習法で、実践的かつ今すぐにでもできるというものだったので、試しに10分リーディング(読むのはなく感じる)と5分リーディングを続けさまにやってみました。最初はもたもたしていましたが、それを何セット化しているうちに10分間の長さが1時間のように思え、5分間が30分ぐらいの長さに思えてきたのです。

 これを本書では「タイムマジック」と呼んでいますが、
 そのとおり、思考時間の間隔が飛躍的に伸びたのです。また、この練習は単に読むだけに留まらずそのおさらいもするように書いてあります
 
 「カラーマジックシート」といって4色()の紙に、重要度順にリーディングの際に折り込みを付けた重要な個所を書いていくのです。これは単語でもいいですしキーワードでもいいです。私の場合はちょっとまとめる癖が付いているせいか文章で書いてしまいましたがね(笑)。そうして書き込んだものを何枚か集めて1秒間に1枚ずつ見ていくのです。
 色紙は脳を刺激するためのものらしく、そこにかきこんだものは重要度に合わせて記憶されていくという仕組みになっているのです。
 ただし、これは繰り返し見ることが肝心ですし、「1分リーディング」も何度も続けて行うことが大事です。

 「継続は力なり」とは言いますが、この手の本はそれが実感できるまでは持続するべきだと考えます。そうしないと買ったのに損をした気分になってしまいますしね。

 現在のところ私は「1分リーディング」習得に向けて頑張っています。二日目にはできると書いていましたが、やはりページをめくるのが遅いせいか「1分40秒」と微妙なタイムを出してしまいがちです。もし、本ブログをご覧の方の中でこうしたらいいのではないかというご指摘がありましたらお教えください。