「地域生活の変遷過程において外的機関の介在の実態とその受容」を考えるというテーマで現在執筆中ではありますが、ひとつ調査の過程において注目すべきことがわかってきました。
①健康推進委員という存在?
昭和50年ごろより各地区におかれた健康増進運動の末端を担当する人物。昭和50年以前は「母子保健委員」という名前だった。
②千種町いずみ会の前身?
昭和43年発足の千種町いずみ会ですが、千種町黒土ではその前身として「若妻会」という会が存在していたことが分かった。
発見としては以上の二つなのですが、従来の調査では聞き取れなかった内容が入っています。特に重要なのは「各地区」により千種町いずみ会の成り立ちが異なる点です。
いずみ会の地区活動と言ってしまえば聞こえはいいのですが、千種町域は広く平野の部分もあれば山間部もあり豊富な地理的環境が整った場所でもあります。つまり地理的環境が異なることはその生活体系にも影響を及ぼしており、各地区によって社会活動も別々なものがあるということです。
さあ、この問題をどう扱うかはこれからの課題でもありますが、、何とかまとめてみたいものです。