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2010年5月26日水曜日

民俗学における生活変化と行政介入

 こんばんは。かなりの確率でひきこもっております御京楓です。さて、この度は皆さんにご報告とそして質問したいことがあり登場いたしました。
 といっても、これは日本民俗学においても大きな問題となるのでそれも踏まえて呼んでいただければ幸いです。
 さて、1点目。報告。今年度の日本民俗学会で皆さんにお会いできるかもしれません。それも発表者として。まぁ、このブログをご覧の方は私の研究が何なのかはご存じでしょうが、少し違う視点から発表したいと思っておりますゆえ、もしご参加される方は是非とも身に来ていただきたいと思います。発表内容はまた近くなったら発表いたします。ヒントは…そうですね「保健婦」とだけ申しておきましょうか。
 続きまして2点目。質問。民俗学の研究をなされている皆さんであればお気づきかと思いますが、民俗学にとって行政をどう位置付けるかという部分についてご意見を伺いたいのです。従来、地域で民俗の採取を行っておりますと行政の介入がよく耳にします。しかしながら、民俗誌などを呼んでいても、その村落の村政部分において若干の報告が見られますが、それほど重要視されていないと思われます。私は兵庫県の山村部で昭和30年代以降の生活の変化について調べておりますが、どうしてもこの行政の介入なしには語れない部分が多くあります。にもかかわらず、従来の民俗学においての研究が乏しく、なかなかその位置づけが難しいものとなっております。そこで皆さんに質問したいのですが、民俗調査などで民俗対象に行政の介入が見られた場合、どのように「説明」「解釈」していますか?

何卒ご意見いただきますようお願い申し上げます。